ホテル改修工事 再生でどこまで変わる ~解体工事編~

河野通明

いつも元気にほがらかに、現場監督の河野です。

ホテルの改修工事では、宿泊者が滞在しながらの外装-内装工事を行うケースと、宿泊停止を行って、リニューアルオープンするケースなどありますが、今回は、ホテル営業を一旦終え新たに民泊事業として宿泊施設-ホテル再生のご紹介をさせていただきます。

今回ご紹介しますホテルの改修工事は、宿泊スタイルを変えた民泊事業によるご提案で、外装-内装ともに改修とリノベーションいたします。今回は~解体工事編~ということで長年ご愛顧頂いておりましたビジネスホテルの内装を解体し、一旦スケルトン化として、間取り等を大幅に変更し、新しく再生する過程の一つをご紹介いたします。

間仕切り壁の解体について

今回ご紹介するホテル改修工事における解体工事編についてですが、工事が始まりますとお部屋内の間仕切り壁等の解体工事が行われます。建物内の空間構成の再構築のために、間取り変更を行うため間仕切り壁等を解体します。物件の状況と解体の状況についてはこちらを参照ください。

今回の改修工事は、ビジネスホテルの主にシングルとして使われていたお部屋を複数人で宿泊いただくことをターゲットとし、民泊として新たに部屋を作り直すといった工事を行います。二つのお部屋を一つの部屋に作り替え広いお部屋として利用するなどといったことも今回の工事内容といたしております。一つの部屋を二つの部屋にするために、一旦、間仕切り壁を解体して取り除くと、スケルトン状態になります。参考までに間仕切り壁を解体している状況を確認ください。

間仕切り壁の解体中の状況をご覧いただきましたが、解体前は下の部屋のように二つのお部屋が存在していました。

 ということで、左の部屋と右の部屋の間仕切り壁を解体後、一つの空間を作り出す過程の瞬間をご紹介させていただきました。

二つの部屋を一つにすることで、大きな空間を構成し宿泊者を増やすなどといった新たな利用方法を提案いたします。

※下の写真はイメージです

その他、和室のお部屋も二つのお部屋を一つの空間で構成することで、6名分のベッドを設置して大きな空間を演出します。こちらが解体前と再生後のイメージ写真になります。

和室も二つのお部屋を一つのお部屋へと試みます。

※下の写真はイメージです

まとめ

ということで、今回、ホテル改修工事の再生として解体工事編をご紹介させていただきました。民泊として皆様に出会うまでの裏舞台をご紹介させていただけたらと思います。ビジネスホテルから民泊スタイルへの変更の背景として、ターゲット層が国内出張者メインからインバウンドメインへとする中で、部屋数を減らす一方、ベッド数を増やして利用者を増加させるといった提案です。

安全作業に努め誠心誠意に工事を進めてまいります。
今後の仕上げ編をご期待くださいませ。
それでは、また、お会いしましょう ご安全に!!

 

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河野通明

あなぶき建設工業 河野 通明(かわの みちあき)
分譲マンションの新築工事の現場監督から、管理組合運営のサポート業務を行うフロント担当を経て、現在はマンション大規模修繕工事の現場管理に携わっております。
管理組合運営業務に携わった経験を活かして、安心・安全の工事に努めます。
保有資格:1級建築士・1級建築施工・土木施工・管工事施工管理技士・マンション管理士・維持修繕技術者・管理業務主任者
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